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桑茶づくりで地域学ぶ 上南小で体験教室

社会

公開:2017年10月26日

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手で入念に茶葉をもむ児童と猪熊さんら=17日
手で入念に茶葉をもむ児童と猪熊さんら=17日

 かつて相模原の中核産業だった養蚕について、桑茶を通じてさらに理解を深めようと、上溝南小学校で16・17日、相模原商工会議所女性会の協力のもと、桑茶づくりの体験教室が行われた。

 同校の周辺が以前桑畑だったことから、4年生は現在「カイコとクワ」を調べる学習に取り組んでいる。そうした中、桑茶産業の復興と地産地消を目的に桑茶「とうとるん」を開発し、商品化した女性会の猪熊幸江さんのグループを同校の職員が紹介されたのをきっかけに、同グループの快諾を経て今回の教室が実現した。

 教室では、児童が摘んだ桑の葉を使って桑茶づくりの過程を再現。フライパンで桑の葉を煎るとたちまち室内が茶の香りで一杯に。乾燥させた葉がミキサーで粉末になると、児童からは歓声が上がった。桑茶の完成後、実際に試飲すると一斉に「美味しい」といった声が聞かれた。

 質疑応答では児童から多くの質問が飛び出し、猪熊さんは桑茶の商品化に関し、開発したきっかけや製造過程、その成分について詳しく説明。教室を終え、最後に「皆さんから桑を勉強したいという思いが聞けて、とても嬉しかった。ありがとう」と感謝の気持ちを述べると、児童から拍手が送られていた。

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