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弥栄高校男子バレー 5年ぶり「春高」切符 「憧れの舞台」で躍動誓う

スポーツ

公開:2017年11月23日

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本戦出場を決め笑顔でガッツポーズを見せる部員ら(大会予選後に会場で/弥栄高校提供)
本戦出場を決め笑顔でガッツポーズを見せる部員ら(大会予選後に会場で/弥栄高校提供)

 「第70回全日本バレーボール高等学校選手権」(春高バレー)の神奈川県予選がこのほど行われ、県立弥栄高校(山下裕之顧問)が5年ぶり4度目の本戦出場を決めた。

 同部は今年6月に行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)の県予選を制して3年ぶりにインターハイ出場を決めると、翌月に行われた天皇杯全日本選手権県予選も制覇。現在社会人1部リーグ・パナソニックに所属する専田和也選手らを擁した2011年以来、6年ぶりにインターハイと天皇杯の県予選2冠を達成していた。

市内校対決制し悲願

 こうして迎えた春高バレー県予選。同部を率いて約5年になる山下顧問らの指導のもと、チームはレシーブに重きを置いた守備力とスピード感あふれる展開力に磨きをかけ、さらに小柄ながらも他に負けない身体づくりを強化することで着実に力をつけていた。

 初戦で金井(横浜)に地力の差を見せた弥栄は、スピードと連携を武器に順調に勝ち上がり、準決勝に進出。東海大相模との市内校同士の一戦をストレート勝ちで制し、決勝進出と同時に2校まで出場権が与えられる本戦の切符をつかんだ。決勝では、インターハイ予選でも相まみえた強豪・荏田(横浜)を相手に粘りを見せるも惜敗し、県予選3冠とはならなかった。

 同部でキャプテンを務める内田大希選手は本紙の取材に対し「インターハイと天皇杯の本戦では悔しい負け方をした。この経験を糧に、試合の入り方や大事な局面での勝負強さなどをさらに磨きたい」とし、本戦へ向け「春高はすべての高校の憧れの舞台。チームの集大成を見せてセンターコート(ベスト4以上)に立ちたい」と意気込んだ。

 春高バレーの本戦は来年1月4日から東京体育館で行われる。

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