国土交通省と相模原市は11月14日、台風19号の被災による国道413号の通行止めについて、今年中の解除をめどに復旧工事を進めていくと発表した。
相模原市から山梨県道志村方面へ抜ける主要道路である国道413号は、台風19号の影響による山からの土砂崩れで、青山交差点と両国橋交差点の中間辺りの位置にある路面が2カ所崩落し、約6Kmの区間が通行止めとなっている。
同国道が神奈川県と山梨県を結ぶ広域なネットワークを形成する重要路線(県指定の緊急輸送道路)であることに加え、2020年東京五輪では自転車ロードレース競技のコースになっていることから、市は権限代行による早期復旧を国に要望。11月から、通行止め区間内で復旧が必要な8カ所のうち、境沢橋付近・湯口沢橋付近の2カ所の復旧作業を国が代行している。
同国道の市内の管理権限は通常、政令指定都市である相模原市にある。昨年、台風24号による土砂崩れの影響で通行止めとなった際は、市が対応していた。具体的な解除日は工事の状況を見て判断する。また、年内の開通時点では一部片側交互通行を予定しており、年明けにはのり面などの工事のため迂回路を設置し、一部通行止めとする見込み。自転車ロードレース競技の実施にめどが立ったことから市は、今月中に東京五輪組織委員会へ工事のスケジュールを報告する意向だ。
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