4カ国の子どもたちを招いた歓迎演奏会が4日、谷口台小学校(南区)で行われ、音楽を通じて相互の交流を図った。
JAXAの研究施設がある7つの市町で構成される銀河連邦の建国30周年を記念した事業「銀河連邦こどもワールドサミット」の一環で実現したもので、カナダ、中国、フランス領ギアナ、ウクライナから子どもや同伴者合わせ21人を招いた。会では相模原の特徴や日本について表現しようと、JAXAとはやぶさの関わりをテーマに内容を構成。演奏の合間に「はやぶさ2」を題材にした寸劇を織り交ぜるなど工夫を凝らした。会を締めくくる「ふるさと」が歌唱とともに演奏されると、海外の子どもたちはスタンディングオベーションで応え、喜びと感謝の気持ちを表した。演奏後は交流のセレモニーを実施。参加した海外の子どもたちがこの日に製作した「星のストラップ」を演奏のお礼として児童に手渡すなど、互いに交流を深めた。
同校吹奏楽団の団長を務める小池優衣さん(12)は7月の県吹奏楽コンクール(8年連続最高賞を受賞)の練習に追われ、演奏会の練習は短期間で苦労した経緯を明かした上で、「日本の代表として演奏で楽しんでもらおうと思った。最後は音で皆さんを笑顔にできて良かった」と安堵の表情を見せた。指導にあたった岡崎愛教諭(29)は「とても喜んでもらい、子どもたちにとっても良かった」と話し、児童の劇や演奏を労った。
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