神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市内17農家 熟成「黒にんにく」を名産に モナの丘(南区下溝)で加工 8月販売へ現在調整中

公開:2011年2月24日

  • LINE
  • hatena
「食べれば元気がでる。価格は抑えるつもりなので、きっと喜ばれるはず」と桑田さん
「食べれば元気がでる。価格は抑えるつもりなので、きっと喜ばれるはず」と桑田さん

 栄養価の高い加工食品「黒にんにく」を市内でも生産しようと、地元農家17軒が手を組み、商品化へ向け活動をはじめた。集まりの中心となり、舵を取る『モナの丘』(南区下溝)代表の桑田俊夫さんは「絶対成功させて、相模原の名産にしたい」と意気込んでいる。

―・―・―・―・―・―

 17軒の集まり「相模原にんにくクラブ」(松本茂代表)では夏の商品化に向け、現在、試行錯誤を繰り返している。加工場は農業レストラン『モナの丘』。改造した専用機械の中で、熱と湿度を加え、じっくり熟成させる。調味料は一切使わない。約30日経つと、にんにくは黒く変色し、香ばしさが数倍に。柔らかく、濃密な固まりとなり、フルーツ感覚で口に運べるようになる。

 現在この「黒にんにく」は青森県と三重県を中心に生産されているそう。ポリフェノールなどの栄養価が高く、通信販売で人気を呼んでいる。桑田さんは韓国からレシピを学び、相模女子大学の監修を受けながら、日夜、研究を続ける。「第六次産業(農業生産物を加工して、販売)をしなくては、農家は残っていけないよ」。6、7月ににんにくを収穫し、8月には販売を開始する計画だ。
 

レシピはもちろん「企業秘密」
レシピはもちろん「企業秘密」

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook