『婚活イベント』企画は何と公民館 “適齢”男女=「来ない層」 利用推進PR
”市の教育機関”による『婚活イベント』が来月から、南区内の公民館などで行われる。この新事業「コンカツ大作戦」は、区内の男女から参加を募りブライダルのプロフェッショナルらが来年2月まで4回にわたり、”HOW TO 結婚”をレクチャーするというもの。主催する市立総合学習センター(中央区中央)では今月末まで参加者を募集中だ。
婚活とは「結婚するための活動」のこと。この事業は市内公民館の若手非常勤スタッフの有志が企画した。
事業では既婚者を囲んでの座談会、名古屋の”花婿学校”カリスマ講師による講義、結婚疑似体験、そして式場見学(小田急ホテルセンチュリー相模大野)など、結婚に関するユニークな4回のプログラムが用意されている。参加対象は区内在住・在勤などの25〜35歳の独身男女。「もちろんカップルが誕生すれば嬉しいですが、一歩踏み出せないでいる方の背中を押してあげられれば」と、担当スタッフは話している。
同センターによると、実はこの企画、ハッピーウェディングだけでなく、公民館の活性化を狙ったものでもあるそう。「結婚適齢期と言われる、25〜35歳は公民館の利用率が最も低い層なのです」。そこで今回、その年代が関心をもつ、”婚活”をテーマとした事業を企画。若い男女に公民館の存在を知ってもらい、コミュニケーションの場として活用してもらえればと、スタッフは期待を寄せている。
なお、今回の募集は男女各20名(多数の場合は抽選)。参加費は全4回で7千円。締め切りは今月30日(水)。プログラムは来月16日(金)から開始。会場は大野南公民館ほか。問い合わせは同センター【電話】042・756・3443まで。
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