"都市型"大野南、全国表彰 文科省から「優良」印 子育て応援公民館
市立大野南公民館(南区相模大野)がこのほど、地域住民の学習活動に貢献しているとして、文部科学大臣から「優良公民館」と表彰された。
64回目を迎えた今回の表彰では、全国で67館が対象となった。駅の近く(徒歩7分)にある”都市型”公民館の受賞は全国的にみても珍しいそう。市内公民館では12館目。
「相模大野周辺は人の出入りが激しく、土地勘のある人が少ない。ここに住むお母さんは一人で子育てすることになりがち」。大野南公民館では周辺の都市化に伴い、昭和63年から「子育て支援」に関する事業を積極的に行ってきた。現在は地元サークルの協力のもと、エプロンシアターや人形劇を開催。「子育てを楽しむ講座」「サタデーキッズルーム」「おはなし会」などオリジナルの事業も多く用意している。また、相模大野を中心とした話題を取り上げる「地域を知る講座」なども企画。赤ちゃんから年配の方まで楽しめる場を提供している(23年度分は一部終了)。
中村洋子館長(=写真/授賞式にて)は「地域の諸先輩の努力と、市の支援により受賞できました。さらに努力を続けたい」と話していた。今後も地域コミュニティの回復、人材育成などの役割が期待されている。
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