7年先までのこの街の将来像を描き、それを市政に反映させるための「南区区ビジョンミーティング」が来月4日(土)、相模女子大学マーガレット本館で開催される。この市民参加型イベントを主催する南区区民会議(松下啓一会長)では現在、参加者を募集している。
この区ビジョンとは、市が重点的に取り組む課題や、行政と区民との新たな協働事業などについて、区の「将来像」や「方向性」を示すために策定されるもの。
ビジョンを描く期間は平成24年度から31年度の8年間。各区が持つ固有の課題、魅力、特徴を踏まえつつ、行政が区民と一緒に街づくりを進めていくための指針として今後は活用されていく。現在、南区以外に緑区、中央区でもこの区ビジョンが練られている最中だ。
また今回のビジョンには、行政サービスを”受け取る側”という視点だけでなく、”自分たちは街に対して何ができるか”という能動的な姿勢・取り組みが盛り込まれる(=南区民プラスワン意識)。これにより、区民が創る(・・・・・)街という視点を強調したビジョンが誕生することになりそうだ。
「発言OK」
政令市移行後、南区では16回の区民会議が行われており、1つの議題としてこの区ビジョンについても検討を重ねてきた。現在、その成果を反映した素案が作成されている段階で、今回のミーティングの中で披露される。当日はこのビジョンの中間発表が行われるほか、区民会議員と市民によるグループワークで相互に意見を交換する。
区民会議の事務局となっている市南区役所地域政策課では、「区民会議などでは、一般の市民は傍聴はできても、発言はできません。こうした機会にぜひ参加していただき、一人ひとりが身近な生活の中でできること、更には皆様の街に対する”夢”を語っていただければ」と、多くの区民の参加を期待している。
〆切は31日
当日会場で寄せられた意見は、後日開催される区民会議で協議。それを反映させた、正式なビジョンは今年度中に、加山俊夫相模原市長に提出する予定だ。
このミーティングの参加条件は、南区在住、在勤、在学等の方。開始は14時。申し込みや問い合わせは市南区役所地域政策課【電話】042・749・2135へ。締め切りは今月31日(火)まで、定員制となっている(申し込み順)。
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