神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「相模大野宣伝部」実行委員会委員(さがまちコンソーシアム所属) 伊藤 晃(あきら)さん 川崎市在住 59歳

公開:2012年7月19日

  • LINE
  • hatena

学生と”斬新な”大野へ

 ○…「すれ違うとき挨拶のできる街」―。相模大野の少し先の未来をこう語る。生まれ育った宮城県大崎市は一面に田が広がり、隣三軒みな家族のような付き合い。対照的な都市部の相模原にあって、大野がその”田舎的な”イメージに近づくのではと想像する。再開発を控えたこの街を盛り上げようと立ち上がった「相模大野宣伝部」では、たくさんの”大野好き”が一堂に会し楽しく、そして真剣に街づくりを話し合う。建物が出来ていくのと並行し、お互いがいつの間にか知り合いになっている。ここでは、”新しい繋がり”が生まれていた。

 ○…「広告制作」「相模原の食べ歩きツアー」「ボーノの屋上庭園の利用方法」など宣伝部では現在、様ざまなプロジェクトが動き出す中、学生を街づくり参加へ促す役目を担う。大人にはできない斬新なアイデアの発信を目論んでいる。「まだまだ街には、何万もの人が暮らしています。学生を始め、あらゆる市民を巻き込んで、もっと相模大野を盛り上げていきたい」

 ○…現在に至るまでに多彩な職を経験。大学在学中に、アルバイトでCM会社へ。その後は、出版社、ゴルフスクール、財団職員、NPO法人と歴任した。現在は、川崎市で夫婦二人暮らし、休みに娘の家へ遊びに行くのが楽しみだ。「夫婦で買い物をして、孫に会いに。それはもちろん可愛いですからね」。初孫は1歳。もうすぐ2人目も誕生するそうだ。

 ○…自分がこの街で実現してみたいことは?宣伝部で語り合う機会があった。タイに車椅子を送る活動をしている学生が寄付への思いの丈を述べた。すると周囲の大人から「こんな方法もあるよ」「一緒に営業してあげようか」と声があがった。「老若男女、右から左から飛んできた言葉にとても感動した。一つの思いが形になっていく様子を目の前で見ました。こんな刺激的な場で、新しいものが生まれない訳がないでしょう」
 

さがみはら南区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

高柳 和富さん

自宅で「レコードを聴いて音楽を楽しもう」を開催する

高柳 和富さん

相模台在住 65歳

4月18日

黒沢 愼五さん

さがみはら介護支援専門員の会の代表を務める

黒沢 愼五さん

相模原市勤務 43歳

4月11日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

若手落語家として活躍する

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月28日

中本 茂美さん

ソレイユさがみで「お父さんのための読み聞かせ講座」の講師を務める

中本 茂美さん

松が枝町在住 72歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook