名門ライズの特訓 鶴高アメフット部でスタート
市内で唯一のアメリカンフットボール部を持つ上鶴間高等学校(南区上鶴間本町)では今月から、地元・社会人チーム「ノジマ相模原ライズ」による技術指導が行われている。19日にはコーチを交えての初練習を実施。今後は週1回のペースで、スペシャリストによる特別レッスンが通常の部活動の中に組み込まれて行く。
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現在、県下でアメフット部のある学校は15校前後。上鶴間高校では、この3月まで部員数3名。今年度は偶然にも新入生が10数名入部し、廃部の危機を免れた。高校アメフット界においては競技者数が少なく、指導者も不足しているのが現状という。
ノジマ相模原ライズは中央区淵野辺に本拠地を置く社会人チーム。前身のオンワードオークス時代は、ライスボウルを2度制し、日本一に輝いたこともある名門だ。今回は同校のこうした現状を受け、コーチ派遣のオファーに快く協力することに。この日グラウンドを訪れたのは、ライズでもコーチを務める加藤慎也さん(45)。「ええよ、ええよ。ナイスやー」。お国言葉の関西弁で、迫力のある指導を展開していた。
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