県立相模原青陵(せいりょう)高校(南区新磯野)1年生の生徒19人がこのほど、近隣の若草小学校(同)で同校の児童に対し「非行防止教室」を実施した。
これは、県警が作製した万引き防止を呼び掛ける紙芝居を参考にしながら、わかりやすい演劇で規範意識を高めようとするもの。小学生はもとより、高校生側にも責任感、社会性を育もうとする狙いがある。
昨年に引き続き2度目の開催となった今回。当日は、同高校の生徒が小2の児童65人、小4の児童80人へそれぞれ劇を披露。「万引きをした場合どうなってしまうのか」ということを知ってもらうため、店長、警察、親などに扮して熱演した。また、一方的な発表でなく、随時質問を投げかけるなど、児童が参加できる形で活発に進められた。
観賞をした児童からは「楽しく勉強ができた」との感想があった。また小学校教員らは、「高校生は児童を惹きつける力が素晴らしいと感じた」と話していた。青陵高校では、総合学習の時間を使って約2ヵ月間、週に1、2回ほど練習を行ってきた。
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