「上手くなりたい」を持続させたい―。南区南台のキプスバレエスタジオで指導を行う児玉敏子さん(同)がこのほど、世界最大のバレエ教育機関「ロイヤルアカデミー・オブ・ダンス」(通称RAD)の認定教師に。また同スタジオも市内初の「RAD」指導認定校となった。
バレエ界においてコンクールで上を目指すことは一つの目標となるが、子どもの身体的な面や家庭環境など様ざまな条件で生徒がレッスンを続けていくことが容易でないことも多いという。「モチベーションをいかに持続できるか。これは町のバレエ教室における重要な課題でした」。そんな想いを抱えた児玉さんは約4年前、コンクール出場のみに依存せず、バレエの選択肢を広げられればと、世界的な資格である「RAD講師」を志すことを決めた。「試験に階級があり、英語でいうTOEICみたいなもの。これを持つことで、今の自分の世界的なバレエレベルの基準(目安)になります」。
同スタジオでは現在、10〜16歳までの11人の生徒が、今年5月の試験へ向け特別なプログラムを受講。「市内では初開催。当日教官となる私も緊張します。生徒が納得できる結果を残せるよう、指導に励みたい」と意気込みを語ってくれた。
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