神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら南区版 公開:2013年12月19日 エリアトップへ

物語で百貨店をぐるり 相模女大×伊勢丹 「絵本の世界に」

教育

公開:2013年12月19日

  • LINE
  • hatena

 相模女子大学(南区文京)と伊勢丹相模原店(相模大野)は共催で現在、店舗利用客参加型イベント「物語に飛び込んだような気分になる百貨店『サンタさんはどこ?』」を開催している。同店本館3階に展示された学生考案の物語を読み進めながら、店内めぐりを楽しめるというクリスマス企画だ。

 このプロジェクトは、同大が取り組む「さがみ発想コンテスト」の一環で、学生が発案した企画によって地元企業や店舗の新しい魅力を創出し、地域を活性化させていこうというもの。今回は、「子どもにとって魅力ある新しい地域百貨店作り」をテーマに学内でアイデアを募集。準グランプリに輝いた相原茉有花さん(学芸学部メディア情報学科2年=写真左)の案が、このたび同館のクリスマスイベントとして採用されることとなった。

 相原さんは、幼い頃から絵本が好きだったことから、『子どもが楽しめる絵本』をキーワードにアイデアを膨らませた。絵本画を店内に展示し、”読み歩く”ことで、百貨店と物語を同時に楽しんでもらおうという発想だ。相原さんは、「読んだ子が、まるで物語に飛び込んだような感覚を持ってもらえるよう、意識して作りました」と話す。

 また相原さんの物語に沿ったイラストの制作は、自身の所属する放送研究部の先輩、吉武舞さん(同3年=写真右)に依頼。吉武さんは、相原さんが綴る物語の、各段落に一枚ずつ、計13枚の挿絵を描き、”読み歩く絵本”に仕上げた。吉武さんは、「絵本というものを意識し過ぎず、自分らしいタッチで描きたかった」とし、すべてコンピューターで制作した。

 ストーリーは、主人公のクマとネコが、サンタさんを探しにいくというもの。参加者が順序どおりに読み進めると、最後にプレゼント(各日50人まで)もあるという、お楽しみ企画となっている。同館の担当者は、「伊勢丹だけではできなかった可愛らしいワクワクする展示ができあがりました。ご覧になったお子さまに素敵なプレゼントもあるので、ぜひお越しください」と来場を呼びかけている。

クリスマスまで

 このイベントは、12月25日(水)まで。午前10時から午後7時。伊勢丹相模原店本館3階の特設会場で。予約不要、参加無料。小学校低学年以上を対象とする。

 問い合わせは【電話】042・740・1100伊勢丹相模原店・津田さんへ。
 

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook