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世界王者井上尚弥選手 地元に凱旋「次の夢へ」 母校・青陵(せいりょう)高校ではサプライズ登壇

公開:2014年4月24日

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井上選手の高校時代を知る教諭によると「ほかの生徒と変わらず明るく元気な生徒だった。試合の前は調理実習で作った料理を控えるなどストイックに減量していた」
井上選手の高校時代を知る教諭によると「ほかの生徒と変わらず明るく元気な生徒だった。試合の前は調理実習で作った料理を控えるなどストイックに減量していた」

 東京都大田区で4月6日に開かれたWBC世界ライトフライ級タイトル試合で王者を破り、国内最速となるプロ6戦目で世界王者となった井上尚弥(なおや)選手(=写真=21歳/座間市)。同日、井上選手の弟・拓真選手(18歳)の試合も行われ、プロ2戦目を勝利で飾った。その井上兄弟を祝うセレモニーが16日、座間市役所で開かれ、兄弟、トレーナーの父・真吾さん、母・美穂さんにお祝いの言葉を贈ろうと、市民など約300人が詰めかけた。

 座間市のマスコットキャラクター・ざまりんがラッピングされた自動車で会場入りした4人。獲得したばかりのチャンピオンベルトを肩にかけて尚弥選手は、集まった市民に向けて、「皆さんのおかげで2人とも勝つことができました」と力強く勝利を報告。「皆さんに勇気を与えられるよう、これからも素晴らしい試合をしたい。応援よろしくお願いします」と呼びかけた。今後について尚弥選手は、現在のライトフライ級の減量が厳しいことを話し、「適正階級で王者になり、具志堅用高さんの防衛記録(13度)を塗り替えたい」と抱負を語った。

後輩へ「夢を持って」

 また9日、井上選手は高校時代を過ごした県立相模原青陵高等学校(南区新磯野)で行われた離任式にサプライズで登場。「お世話になった先生方へ挨拶と報告を兼ねて伺った」という井上選手に、学校側が急遽依頼し、生徒らの前でスピーチした=右下写真

 井上選手は「夢を持って努力することの大切さ」などを伝えた後、「僕もこれからさらなる夢に向かって頑張ります」と話したという。

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