市立大野小学校(南区古淵)の体育館に創立100周年テーマソング「みんな ひとつの」の歌詞が設置され、2月3日に除幕式が行われた=右写真。
設置された木彫りの歌詞は、6年生116人の卒業制作で、昨年10月から作られた。約10cm四方の板に一文字ずつ「歌詞」を彫っていき、裏面には児童一人ひとりの夢や願いを書いて貼った。このほど歌詞が額装され、全校児童、教職員、関係者が揃っての除幕式が行われた。なお、体育館のステージをはさんで反対側には校歌の歌詞が飾られており、この校歌は創立50周年(1963年)の際に作られた。
このテーマソングは南区相南在住の童謡詩人、織江りょうさんが作詩をし、作曲家の若松歓(かん)さんが曲を提供した。2013年11月に創立100周年をむかえた同校のために書き下ろしたもので、同年6月に発表された。
「やさしい学校に」
当日は山重ふみ子校長が「歌い続けてやさしい学校を作りましょう」と呼びかけ、来賓として訪れた記念事業の実行委員長、細谷勝利(かつとし)さんは「未来を作って」と挨拶した。また、織江さんは「出来上がりを見て感動しました。6年生ありがとう」と、若松さんは「歴史ある学校で学べることは幸せ。誇りに思って」と、それぞれメッセージを送った。
制作した6年生の児童も壇上にあがり「誰もが仲良くなれる学校に」「ピースを作るのは難しかった。この学校を大切にしてほしいという思いで作りました」と願いや感想を話した。
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