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重症心身障害児者施設『ワゲン療育病院長竹』 利用者受け入れ増でより細かなケアを スタッフ募集 研修などしっかり対応
昨年4月、相模原市で25年ぶりに開設された重症心身障害児者施設「ワゲン療育病院長竹」(緑区長竹)。重心認定をされた人を受け入れる入所施設で、これまで遠方の施設に家族を預けていた家庭も、身近に家族と過ごせる場所として同施設に転院するケースも多いという。
開院から約1年。同施設は、受け入れる利用者数をこれまでの20床から40床へ増やし、医療ケアの水準を更なる高水準で対応するべく努めている。施設長の保坂和子さんは、「長竹という自然豊かな場所で毎日を過ごして頂きたい。だから、外出行事や季節のイベントは欠かせません」と話す。そのためスタッフは、福祉車両の安全運転研修なども行い、利用者へ安心・安全なケアを心がける。最近では市立博物館や麻溝公園に皆で出掛けることも。「これから季節も良くなるので、外出の機会も増やしていきたい」と保坂さん。
同施設で働くのは、重症心身障害児者施設での経験があるスタッフばかりではない。「療育・介護に重点を置く環境は『大変そう』と思われるでしょうが、これまで培った経験と優しいお気持ちだけあれば、経験のあるスタッフがしっかり指導します」。看護師の鈴木敦子さんは「圏央道の開通に伴い、交通の便もよくなった。私たちスタッフとしても、利用者さんやそのご家族の方に安心して過ごして頂ける環境作りをしたいですね」と話す。同施設では今後もスタッフが連携して、利用者の生活の質向上と社会参加を推進していく。