神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

三協フォート 街の半世紀 見つめ続けて オダサガの変遷、写真で辿る

公開:2015年4月23日

  • LINE
  • hatena

 小田急相模原駅周辺の50年間の変遷を辿る写真展が4月28日(火)から30日(木)までの3日間、ラクアル・オダサガ4階で催される。同駅近くで写真撮影や販売を50年間手掛けてきた「三協フォートサービス」(藤原和雄社長/座間市相模が丘5の3の9)が、「地域の歴史を後世に伝えたい」と企画した。

 「オダサガ」の愛称で親しまれる同地区。今でこそ高層マンションが並び商業店舗も多いエリアだが、1950年当時は空き地が散見される未開発エリアだったという。東海大学付属相模高等学校(相南)が1963年に開校し高校生の往来は増えたものの、「建築物はまだ少なく、家がぽつぽつと建っているだけだった」と藤原さんは振り返る。

 写真の撮影をなりわいとしてきた藤原さんは、業務以外でも、街並みや祭り、住人たちの表情などをファインダー越しに見つめてきた。同社の創業50周年にあたり、写真を取り扱う会社として「これまでに記録した地域の歴史を後世に伝える義務がある」と思案。開業当時から現在までのオダサガをたどる写真展の企画に至った。

 期間中は同社が撮影した写真約60点に加え、行政や地元商店街から提供されたものもパネル展示される。入口には今年3月に撮影したばかりだという航空写真を、引き伸ばして展示する。

東海大相模高の「あゆみ」も写真に

 同展では、小田急相模原駅周辺エリアとは「切っても切れない」関係だという東海大相模高の半世紀をクローズアップする特設コーナーも設置。同校野球部を一躍全国区に押し上げた故・原貢さんと、読売ジャイアンツ監督の原辰徳さん親子の貴重なツーショットや、1970年に甲子園で初優勝した際のパレードの様子や優勝盾も並べられるという。

 午前10時から午後6時、入場無料。問い合わせは同社【電話】042・742・8889へ。

甲子園優勝パレードは、異様な熱気に包まれた
甲子園優勝パレードは、異様な熱気に包まれた

さがみはら南区版のトップニュース最新6

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月25日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook