麻溝台にある重度身体障害者施設「県立さがみ緑風園」(平嶺一昭園長)で11月19日、相模原鮨商組合(紅林(くればやし)秋男組合長)による握りずしの出張サービスが行われた。同組合が1969年から毎年無償で続けている行事で、今回で46回目。
当日は市内の職人10人が、好みや分量に配慮し、食べやすいようネタを刻むなどしながら、約100人前のすしを握り施設利用者に振る舞った。施設利用者自治会の渡辺詳男(あきお)会長=右下写真=は「目の前で握った手作りを食べられる。毎年楽しみ」と笑顔。平嶺園長は「すし好きな利用者が多い。ありがたいこと」と話していた。紅林組合長は「今後も続けていきたい」と話した。