日本女子サッカー・プレナスなでしこリーグ2部に所属する「ノジマステラ神奈川相模原」(山内渉(わたる)代表)は2月1日、本拠地とする南区新戸のクラブハウスで、2016シーズンの新体制発表記者会見を行った。
会見には、山内代表と菅野将晃(かんのまさあき)ゼネラルマネージャー兼監督、コーチスタッフに加え、和田奈央子、高木ひかり、正野(しょうの)可菜子、田尻有美(ゆみ)、甲斐そらみ、この日入団が発表されたミッシェル・パオの新加入6選手が、16年の新ユニフォームに身を包み登場した。山内代表は冒頭、「昨季に続き良い補強ができた。激しいポジション争いとなり、優勝して昇格する力は十分にある」と自信を示した。
続いて菅野監督が、今季のスローガンを『志実(しじつ)2016〜瞬間(とき)は今』と発表。チーム発足時から進めてきた「1部参入の志」を「秋に実らせることができるように」と思いを語った。
昨季ノジマは2部2位となり、1部9位との入替戦に初出場。2戦とも引き分けたが、アウェイゴール差で敗れ、昇格を逃した。菅野監督は今回の補強を「チーム全体の底上げができた。途中出場の選手がどんなことをしてくれるのかが大きい。選手起用に悩むシーズンになる」と評価した。
リーグ2部は3月26日に開幕。10月16日まで10チームによる2回戦総当たりで全18節を戦う。1位は自動昇格、2位は1部9位との入替戦に臨む。試合数は昨季の27から減少。菅野監督は「短期決戦になる。開幕からスタートダッシュをかけられるよう万全の状態で臨みたい」と意気込んだ。
昨季のチームから6人が移籍・退団。今季は新加入を含めた22選手と4人のスタッフで悲願達成を狙う。
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