今年に入り南区内で自転車盗難が多発しており、その多くがマンションや一般住宅などで発生している。
相模原南警察署の発表では、今年１月から３月末までに管内で発生した自転車盗難件数は１８２件。昨年同時期に比べ29件の増加となっている。
地域別に見ると最も多いのが相模大野で25件。次いで南台が20件、古淵が19件。発生場所区分では、アパート・マンションが87件と全体の約半数（49％）を占める。さらに一般住宅が18件（10％）、自宅（一軒家）が10件（６％）で、６割以上が住宅地で発生していることになる。また盗まれた自転車の58％が、無施錠だったという。
４月に入っても件数は増え続けており、速報値ながら4月19日現在でのべ２４９件が発生。昨年同時期に比べ70件増加している。
同署生活安全課では「原因は分からないが異常な事態だと感じている。これから長期の休みに入り家を空ける人も多いと思う。場所にかかわらず施錠を徹底し、できれば２つ以上の錠を使ってほしい」と呼びかけている。
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