相模原市スポーツ少年団の「若草ジュニアバドミントンクラブ」(安藤隆監督)が、5月7日に川崎市で行われた「第22回若葉カップ神奈川県予選会」(神奈川県バドミントン協会主催)女子団体で初優勝を飾った。同クラブは、7月29日から京都府で開催される全国大会に、神奈川県代表として出場する。
クラブ対抗の団体戦で行われる若葉カップ。各都道府県の予選大会を勝ち抜いた48チームが全国大会への切符を手にする。
同クラブは2007年に県予選会に初出場。過去に4回の準優勝経験はあるものの、あと一歩のところで頂点を逃していた。
団体戦は1チーム7人で5、6年生のダブルス・シングルス、4年生シングルスの計5組を編成し、先に3勝したほうが勝ちとなる仕組み。予選リーグを3連勝で抜けた同クラブは決勝トーナメント初戦も突破。昨年敗れ2位に甘んじた宿敵・青葉ジュニアバドミントンクラブとの決勝では、1番目のシングルスで福村亜実(つぐみ)さん(6年)が相手の実力者にフルセットで競り勝つなど各選手が奮起。4対1で悲願の栄冠を手にした。「青葉には強い子がたくさんいるので、優勝の実感がすぐにはわかなかった。でもみんなで喜び合えた。次は全国で一つひとつ頑張りたい」と同大会でのチームリーダーを務めた鈴木春花さん(6年)。同クラブを指導する安藤監督は「6年生の頑張りがチームに伝わった」と大会を振り返った。なお、男子は代表を逃したものの、6チーム中2位。
厳しい練習を楽しく
同クラブは15年ほど前、若草中学バドミントン部の外部指導者だった安藤監督が、「小学生にも教えたい」と発足。現在は若草ほか新磯や相武台など南区内や、座間、大和市などから小学生を中心とした男女40人が集い、週4回、主に若草小体育館で練習に励んでいる。
「楽しくなければやっても仕方がない」が安藤監督の教え。「上達したい、だからきつい練習でも笑顔でできる」のが理想のチームだ。また、「強いチームは独特の雰囲気がある」とし、「しっかり声を出し、準備、片付け、掃除などを率先してできるチーム」を目指している。全国大会では「少なくとも一つは勝たせてあげたい。全国で勝つということは選手にとって自信になる」と抱負を述べた。
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