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ポイント貯めて「健幸」増進 市、民間と協働で 9月から

文化

公開:2016年6月30日

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 市は9月から、健康増進を目的とした新事業「さがみはら健幸ポイント制度」を実施する。同制度は、健康づくりに励むとそれに応じてポイントが付与され、市内で使える商品券などと交換できるもので、市民団体と協働で推進していく。市では、地域活性化や医療費削減などにも繋がればと期待を寄せている。

 市ではこれまで、健康づくりを推進する事業などを行う中で、「健康」に対する市民の関心が希薄であることに懸念を抱いていた。

 こうした中、横浜市(よこはまウォーキングポイント事業)や海老名市(健康マイレージ事業)など、同様の制度で実績を残している自治体に着目。改めて健康に関心を持つ契機にと企画する中で、市内6社で構成される市民団体「スマートウエルネスシティさがみはら」がスポンサーとなり協働で事業を推進していくことで、実施に至った。

商品券か寄付かを選択

 制度の目玉は、健康づくりのために実践した行動がポイント化され、それを商品券などに交換できる点。「歩数計を用いてのウォーキング」「健康診断結果の提出」など5項目がポイントの対象となる。ポイントは、自宅のパソコンや保健センターなどに設置される専用の端末で「1ポイント=1円」に交換でき、商品券か市への社会貢献(寄付)に充てることができる。市によると、商品券の詳細については現在調整中という。市や市民団体では長期的に、医療費や介護保険料の軽減、加えて商品券を市内で利用することで地域活性に繋がればと期待を寄せる。

 事業は今年9月から2019年3月まで実施予定。市が定める必要事項に取り組める市内在住の40歳以上の人が対象で、定員千人(抽選)。費用2千円。希望者は7月末までに申込みを。申込・問合せは市地域保健課【電話】042・769・9241または【メール】kenko-point@city.sagamihara.kanagawa.jpへ。

 担当課では「改めて健康を意識するきっかけの一つになれば。多くの方にご応募頂きたい」としている。

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