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さがみはら南区版 公開:2016年10月27日 エリアトップへ

ざる菊、縄文まつり勝坂の秋は盛りだくさん

文化

公開:2016年10月27日

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鮮やかなデザインが評判を呼んだ昨年の様子
鮮やかなデザインが評判を呼んだ昨年の様子

 ざるを伏せたような丸みをおびた形状で、色とりどりに咲き誇る「ざる菊」の花見会が、今年も25日から南区磯部にある勝坂(かっさか)歴史公園近くの農園で開かれている。近隣在住の有志20人でざる菊の栽培に取り組んでいる「新磯(あらいそ)ざる菊愛好会」(藤曲和美(ふじまがりかずみ)会長)が主催。11月3日(木・祝)には式典が行われる。

見頃は11月上旬〜

 花見会は同会が発足した2009年から始まり、今年で8回目。およそ750坪の段丘に、紅、白、黄色、ピンクなど約10種類、1300株を超えるざる菊が整然と並ぶ。年を重ねる毎に来場者も増え、今では地域の秋を彩る風物詩としてすっかり定着している。

 毎年、見せ方を工夫して見物客の目を楽しませており、今年も千本菊を約60本、ざる菊を囲むように植えた。また、昨年に続きデザインも施したという。

 「病気と天気が敵」というざる菊。今年は夏から秋にかけて日照時間が少なく、雨も多かったが、藤曲会長によれば、「今年の花は少し小粒だが例年並み。式典時には良い状態になっているのでは」とのこと。

3日に式典

 花見会は11月12日まで。期間中はほぼ毎日、会場でざる菊の鉢植えや地元野菜、石焼きいも、玉子の販売を実施する。鉢植えは大きさによるが、大体1株2千円くらいまでとのこと。野菜などは午前中に売切れる場合もある。

 3日の式典は午前11時から。勝坂はやし保存会、相模の無鉄砲太鼓、オカリナの演奏が行われる。また地元の婦人有志が腕をふるったうどんの振る舞い(無料・先着100人)や、地元の新磯商盛会による飲食店舗の出店なども予定。

 今年は相原高校(緑区)の学生がイベントに協力。式典でも司会を務めたり、販売などを手伝ったりする予定だ。

 会場は勝坂歴史公園スポーツ小広場の南側にある個人農園。期間中は午前10時頃から午後3時頃まで入場でき、勝坂子どもの広場が臨時駐車場として開放される。

 問合せは同会$080・4168・8848へ。

縄文まつりで古代人体験11月3日、午前10時から

 勝坂式土器の発祥地で、縄文時代にちなんだ学び・遊びを体験できる「勝坂遺跡縄文まつり」が11月3日、史跡勝坂遺跡公園で開催される。午前10時から午後1時まで。小雨決行。主催は市教育委員会。

 公園内にある縄文時代中期(約5千年前)の集落跡で、古代の体験を楽しめる恒例のイベント。当日は、土器の野焼きや縄文人の調理実演、縄文ペンダントの製作、発掘調査、石器製作

体験などを実施。また弓矢体験、火おこし(検定あり・1回500円)といった古代コンテンツが楽しめる。さらに市のキャラクター「さがみん」と、復元住居の前で縄文服を着て、一緒に記念撮影もできるほか、勝坂自治会連合会、新磯観光協会による模擬店など盛りだくさん。新磯小学校の児童が制作した土器展示やクイズラリー・スタンプラリーも。火おこし検定、物販以外は無料。問合せは市文化財保護課【電話】042・769・8371、当日のみ公園管理棟【電話】046・257・7855へ。

愛好会メンバー。前列右から3人目が藤曲会長
愛好会メンバー。前列右から3人目が藤曲会長

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