さがみはら南区版 掲載号:2017年3月30日号

地元出身アーティストとしておださがさくら祭りでオリジナルソングを披露した

刈川 圭祐(けいすけ)さん

地元愛、メロディーにのせ

 ○…8年前、春をイメージしてと楽曲の制作依頼があり、すぐに浮かんだ情景が松ヶ枝公園の桜だった。「生まれ育ったおださがの桜。変わったものと変わらないものが混在する小田急相模原を表現したかった」。3月25日に行われた、おださがさくら祭りに昨年に続き出演。オリジナルソング「松ヶ枝の桜」など3曲を弾き語りで披露した。「松ヶ枝の地で、皆さんの前で歌えたことは幸せです」

 〇…5歳で始めたピアノは中学生まで続けていたが、「教室では一番下手だった」と振り返る。同じ土俵で勝負してはダメだと、あるピアノ発表会で、先生に「弾き語り」を提案。面白いね、とあっさり承諾され、以降3年間自身だけ弾き語りの発表会に。これが、現在の原点となった。以降、ピアノを続けながら、ヴォーカルレッスンにも注力。ピアノ弾き語りで相模原や町田を拠点に活動を開始し21歳で初ライブ。各地で定期的に公演を重ね、2010年にはグリーンホールでワンマンライブを開催。今年節目の10周年を迎える。

 〇…ライブは「デート」。ワンマンライブは「ランデブー」。後世に残る源氏物語にならい、一般的なラブソングではなく、”印象的な”恋愛ソングを表現し続ける。創作のヒントは、趣味の離島めぐりに、プロレス観戦、そして落語。その場で見たもの、想像したことを自分なりに噛み砕き、これまで製作した楽曲は150を超えるという。

 〇…市立博物館に通いつめ、「温泉に浸かりたい」と思い立てば津久井湖方面まで出向くほど、市内全域を横断する地元愛の強い”相模原っ子”だ。「大それたことを言えば、相模原市の観光親善大使を目指したいです。まだまだ先の話でしょうが」と笑う。そして将来の夢を「有り過ぎて言い尽くせない」としながらも、「現役を続けたい、これに尽きます。これ以上の幸せは、今もこれからも見つけられないと思いますから」と力強く語った。
 

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