南区西大沼一丁目の老人クラブ「西一絆会」(田口芳樹会長)が6日、西一自治会館で「健康枕セミナー」を実施した。
72人からなる同会では会員の健康維持や防犯などを目的に、警察署や医師会などから講師を招き、年に2回ほど独自の講座を主催している。今回は快適な睡眠を会員に提供したいと、中央区にある山田朱織枕研究所と16号整形外科に協力を打診。快諾を得てセミナーが実現した。
当日は28人の会員が参加。玄関マットとタオルケットを使ったオリジナル手作り枕の講演と、体験計測会が行われた。講師を務めた16号整形外科の熊谷繁範部長は「枕は寝返りを打ちやすいことが大事。玄関マットで固さを、タオルケットで高さを出せば、その人に合った枕が手軽に作れます」と説明。実際に横になって体験した参加者も「すごく寝やすくて驚いた」と笑顔で話していた。