身内をかたり金銭を要求する振り込め詐欺を未然に防止したとして、相模原南署は4月13日、八千代銀行大沼支店(若松)の行員2人に感謝状を贈った。
表彰を受けたのは同支店次長の小嶋康寛さんと窓口担当の大澤嘉英さん。生活安全課によると3月30日午前11時ごろ、区内在住の80代の女性宅に、おいを名乗る男性から電話があり、リフォーム代として金銭を要求した。女性が同銀行に預金150万円を引き出しに訪れたところ、窓口で対応にあたった大澤さんが不審に感じてお金の使途を質問。返答があいまいだったため、小嶋さんに相談し、女性宅に同行することになったという。自宅に再度かかってきた電話で男性に追及した結果、振り込め詐欺だったことが判明し、被害防止につながった。
今回の迅速な対応について、南署の泉山栄治署長は「預金者を守る心強い行動は本当に助かります」と謝辞を述べた。同署では「振り込め詐欺の存在を知っていても、いざ自分が電話を取ると信じてしまうケースは多い。金融機関など関係各所と協力し、今後も被害防止に努めていきたい」とし、引き続き、身内をかたる電話に対しての慎重な対応を呼びかけている。
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