神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

美化活動に環境大臣表彰 区内の1団体と1人に

社会

公開:2017年7月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
(上)おもと会のメンバー(下)表彰状を手にする石原さん
(上)おもと会のメンバー(下)表彰状を手にする石原さん

 地域環境の美化について特に顕著な功績があった団体・個人について環境大臣が表彰する「地域環境美化功績者表彰」の表彰式が、6月に都内で行われた。今年度は54件が表彰され、県内から8件、市内からは南区の「グリーンハイツおもと会」と、松が枝町在住の石原弘之さん(89)が選ばれた。

老人会発足を契機に

 おもと会は、新原町田グリーンハイツ(鵜野森)の入居者により1974年に設立された老人会。発足以来、団地と隣接する古淵鵜野森公園周辺の約300mの区間で、毎月2回清掃活動を行っている。また、花壇づくりも行い、散歩コースとして親しまれる同地域の環境美化にも寄与してきた。団体の社会奉仕活動の一環として、通学路の清掃を始めたことがきっかけだったが、佐藤勇会長(69)は「大臣表彰をいただいて、加入者もやりがいを感じている。若い人にも活動を知ってもらえるきっかけになれば」と話している。

清掃活動は日課

 「これをやらないと、一日が始まらない」。警視庁などに勤務した石原さんが、退職後に清掃活動を始めたのは29年前。当時埼玉県の川越市に出かけた際、その清潔な街並みに感銘を受けたことがきっかけだという。 小田急相模原駅南口から東林間2丁目までの範囲を一人で清掃し、年齢を重ねた現在も自宅周辺の松が枝第二公園、松が枝町の道路を中心に活動している。朝6時前から黙々と掃除を行う石原さんに、道すがら挨拶する人も多い。「とにかく街が綺麗になればいい。今後も体が動く限り、続けていきたい」と、衰えぬ意欲を見せた。
 

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook