相模大野・銀座通り商店街の陶芸教室「亜月工房」が、カップ麺専用の陶器「CUP(かっぷ)MEN(めん)CUP(かっぷ)」を、ものづくりレーベル「ささやか」と共同制作した。食生活に彩りを加える一品として、また贈り物としても注目を集めている。
亜月工房は、学生時代に陶芸部に所属していた三上洋司さんが1998年に陶芸教室として相模大野に開業。子どもから大人まで、幅広い世代に陶芸に触れるきっかけを提供している。「ささやか」はアートディレクターやデザイナー、カメラマンが集まり今年発足。「ささやかな日常がちょっと楽しくなるものをつくる」をコンセプトに、全国47都道府県の工房や職人と、ものづくりを行っている。
その第一弾として発表された「CUP(かっぷ)MEN(めん)CUP(かっぷ)」は、土の質感を直接感じることができる焼締めの器。高さ11cmと一般的なカップラーメンよりやや大きめで、器に中身を入れれば「普段とは違う気分で食事を楽しむことができます」とささやかの担当者は話している。
今年2月に制作の依頼を受けた三上さんは、創作意欲を刺激され「面白い。やってみたい」と、すぐに気持ちがわき立ったという。試作を繰り返し、4月にサンプルが完成。質感やフタ部分の形状など、細部にこだわりが詰め込まれた器となった。「おでんやお酒を入れても味わい深いのでは。ひとりで使う以外に、プレゼントや来客用の食器としても使っていただきたい」と三上さんは話す。
価格は4800円(税別)で、今後は焼締め以外のパターンも製作予定だという。亜月工房での注文販売は行っていない。商品の購入、問合せは、ささやかHP【URL】https://www.sasayaka47.com/へ。
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