夏休み中の子どもの交通事故防止の意識向上のため、NPO法人ミハタ(相武台)と神奈川中央交通(株)相模原営業所、相模原南警察署が連携し、交通安全教室が7月27日に麻溝車庫(下溝)で開催された。
当日はミハタが運営する学童保育ハートフルの児童83人が参加した。交通安全クイズのあと「正しい自転車の乗り方」「バス運転席からの死角」について、実際の車両を使って体験。児童たちは楽しみながらも時に真剣な表情を見せ、道路上での安全確認の重要性を学んだ。また、自転車乗車時の危険予測シミュレーターの操作体験と、パトカー乗車体験も行われた。
約2時間の教室のあと、ハートフルの松本紫(ゆかり)主任は「自分の命は自分で守る。安全教室を通じて、子どもたちの意識が高まることを願っています」と話し、小学4年生の向田悠貴(ゆうき)くんは「バスの死角について教えてもらったことが一番勉強になった。運転手の席から見えないところが沢山あることにびっくりした。これからは横断歩道を渡るときは、手をあげたいと思う」と感想を述べた。