若者文化を通じて相模原市を市外にPRするため、新たに企画されたイベント「さがみはら未来博・相模まつり」が11日、12日の2日間、相模大野中央公園で開催された。主催は、今年8月に結成されたユメカナプロジェクト(平野まゆ代表)。
会場ではプラモデルやミニ四駆が作れる「遊びエリア」のほか、高校生によるバンドやダンスのフェスティバル、アニメやゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーが集まる「コスプレエリア」などが設けられ、多くの若者で賑わった。
11日のメインステージでは、声優の山本希望(のぞみ)さん、石上静香さんが登壇してトークショーを開催。声優になりたい夢を持つ子ども達に向けて、きっかけや自分の経験談などを伝えていた。続いて相模原のご当地アイドルグループ「つぶつぶ★DOLL」も登場。1時間以上にわたり、アニメソングメドレーや相模まつりのテーマソングを披露し、会場に一体感を作り上げた。
ステージのトリを飾ったのはタレント・歌手として活躍するmisonoさん。客層に合わせて曲目を臨機応変に変えながら、アニメソングなどを熱唱。抜群の歌唱力と軽妙なトークとモノマネで観客を沸かせ、拍手喝采を浴びていた。misonoさんは「めっちゃ盛り上がってくれて良かった。悩んでいる時や悲しい時に、皆さんの泣ける時間や涙を流せる場所でありたいから、音楽をやっています」と笑顔で話していた。