相模大野駅西側地区市街地再開発組合はこのほど、商業施設「ボーノ相模大野」(南区相模大野)内歩行者専用通路(ボーノウォーク)2階西側の防風壁設置工事を開始した。工事は来年2月28日終了の予定。工事期間中は、通路の一部通行制限等が実施される。
今回の設置は、強風時の歩行環境改善を目的とするもの。同組合によると、ボーノ相模大野が開業した今年3月当初より、ボーノウォーク西側から2階通路に流れ込む風が「歩行に影響を与える」など、利用者らから声があがっていたという。
それを受け同組合では、対策として防風壁の設置を専門家と共に検討。壁に適する素材、大きさ、形など実験を繰り返し、最良の案が練られた=完成イメージ図参照。
防風壁は、鉄骨の骨組みをガラスで覆う形となり、高さは10mほど。壁の上部に傾斜をつけて風を高い位置へ抜けるようにすることで拡散させ、強さを低減する構造となっている。
またこのほかに、商業施設内の通路数カ所に扉を設置するなど防風設備を施す予定だという。
深夜は迂回路を
この防風壁設置工事に伴い、期間中に歩行者・自転車、及び自動車の通行規制を実施する。主に夜間(午後9時30分〜午前7時)、ボーノウォーク2階の一部(大野銀座方面突き当り部分)、また行幸道路のボーノ相模大野入口交差点よりボーノ方面への区間が通行できないエリアとなる(クレーン作業時のみ)。なお通行制限の詳細は現地で看板、誘導員などにより案内していくという。
この件に関する問い合わせは、同組合【電話】042・740・9203へ。
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