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「福島の感動、伝えたい」 5月1日から南台で個展

文化

公開:2017年4月20日

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晋川さんの作品「冬の磐梯山と猪苗代湖の白鳥」
晋川さんの作品「冬の磐梯山と猪苗代湖の白鳥」

 東日本大震災以降、福島県内の自然や名所などを絵で表現し、素晴らしさを伝え続ける晋川京子さん(65/横浜市神奈川区在住)の個展『ふくしまはマケナイ』が、南台のギャラリーで5月1日(月)〜14日(日)まで2週間にわたり開催される。

 震災直後から「被災地へ何かできないか」と思案していた晋川さんは12年、東北6県各地をまわる夏祭り「東北六魂祭」を知った。単身で岩手県へ訪れ、その土地土地の迫力ある伝統的な祭りに感動を覚えた晋川さんは、すぐさま絵におこした。翌年、同じ祭りで福島を訪れた際、祭りの会場で制作した自身の絵を展示する機会を得た。その後、福島をたびたび訪れては四季折々の情景を、目に、カメラにやきつけ、絵で表現していったという。「被災地という側面ばかりでなく、福島はこんなに素晴らしい場所であることを、東京や横浜の人にも知って欲しい」と15年に横浜で個展を初開催。以降、毎年都内各地で個展を開催し、縁あってこのほど、区内の「カフェギャラリーR2」(南台6の18の5)で開催するに至った。「私一人の力では何もできず、ご支援くださる方々と全員で作り上げた展示会だと思っております。ぜひお誘い合わせの上、足をお運び頂ければ」と晋川さん。展示期間中は、これまでに描きためたアクリル画およそ20点が並ぶ。午前11時〜午後6時(最終日は3時まで/4日休)、入場無料。また1日はオープニングイベントとして、アルパ奏者・塩満友紀さんのコンサートも(午後2時〜、1500円)。問合せは同ギャラリー【電話】042・785・3533へ。
 

「いつかは海外の方にも観て頂く機会があれば」と晋川さん
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