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卓球男子近藤凱誉くん 5年連続で全国へ 7月の大会で優勝目指す

スポーツ

公開:2017年5月18日

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 小学生の卓球・全国大会への出場権をかけた「平成29年度全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)県予選会」が5月4日に行われ、相模台在住で相武台小4年の近藤凱誉(かいよ)くん(9)がカブ男子シングルス(3、4年生)の部で優勝した。凱誉くんの全国大会出場は、幼稚園年長時から5年連続となる。

 大会は3セット先取。20人が4人ずつ5ブロックに分かれた予選リーグで、凱誉くんは3戦全勝。首位通過5人で再度行われたリーグ戦でも全勝し、見事優勝を果たした。特に最終戦の三木翔くん(岸田クラブ)との試合は第5セットまでもつれこむ接戦。終盤の攻防を振り返り、「緊張したけど気合を入れ直して勝てた」と笑顔で話した。

家族で卓球漬け

 凱誉くんは2歳年上の兄・壱弦(いづる)くんと共に、父・雅浩さんのもとで4歳から卓球を始めた。平日は早朝と放課後に2時間ずつ、土日は一日5時間、兄弟で365日練習に励んでいる。高校生や大学生の練習に参加しても、そん色ない腕前だという。市内の内出中(緑区下九沢)で外部指導も行う雅浩さんは「気持ちで負けないことを重視している。技術面はもちろん、精神面も強くないと大会で力を発揮できない」と話す。

 全国大会での最高成績はベスト64。目標を「まずは予選を通過すること。そこで気を抜かずに勝ち続けて、優勝したい」と真剣な眼差しで話した凱誉くん。雅浩さんと母・純子さんも「出るからには優勝を目指してほしい」「練習の成果を発揮して、力を出し切ってくれれば」と期待を寄せた。

市内から3人出場

 大会は7月28日(金)から30日(日)まで、神戸総合運動公園内体育館で開催。なお、市内からは他に相模原ジュニア所属の岡野結衣さんが、ホープス女子シングルス(5、6年生の部)に、西沢凛太くんがバンビ男子シングルス(1、2年生の部)に出場する。

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