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城山文化施設(仮称) 城山の文化芸術活動の拠点に 来年4月1日から利用開始予定 300人収容のホールも

公開:2011年1月20日

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昨年末から始められた工事は現在、土台工事が進められている(左は城山保健福祉センター)
昨年末から始められた工事は現在、土台工事が進められている(左は城山保健福祉センター)

 城山地域の文化芸術や交流活動の中心となる「城山文化施設(仮称)」の建設が昨年末から、城山保健福祉センター隣(緑区久保沢2−2436−1他)で進められている。完成、利用開始は平成24年4月1日の予定。城山地域住民の念願であった文化施設の完成によって、地域の更なる文化芸術振興の発展が期待される。

 津久井に中央公民館、相模湖に交流センター、藤野に芸術の家と、旧4町の中では、城山以外の地域にそれぞれ、文化芸術の発表の場となる中心施設があった。旧城山町でも古くから文化施設の建設を望む声があがっており、昭和60年代頃から町民へのアンケート調査をするなど、これまで設置へ向けた活動が行われてきた。そうした中で始まった今回の建設工事。来年春の完成によって、城山地域住民の30年来の念願がかなった形となる。

 「城山文化施設(仮称)」は、敷地面積2646・05平方メートル、延べ床面積1395・99平方メートルの鉄筋コンクリート造2階建て。約259平方メートルのホールと約104平方メートルの舞台に、約300人収容可能な「多目的ホール」の他、壁長計約30mのギャラリー、楽屋2つ、リハーサル室、男女トイレ、駐車場80台分収容可能な施設となる。また、ホールには段差のある席が出し入れ出来る可動観覧席収納スペースを設けており、文化芸術の発表ばかりでなく様々な用途で使用可能な造りになっているのが特徴だ。総建築費は約8億3千万円(駐車場用地費等全て含む)。

 今後は5月〜8月に指定管理者を募集し、来年1月に決定、同2月から施設利用者の受付を開始する予定。市文化振興課では「地域の文化振興に寄与できるよう地域住民に親しまれ、一人でも多くの人に利用して頂けるような施設になれば」と話している。
 

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