昨年秋から作品を募り、18点がエントリーした「緑区ショートフィルムフェスティバル2010」(緑区魅力づくり事業実行委員会主催)がいよいよ今月20日(日)、サン・エールさがみはらで開催される。当日は、全作品を公開し、大賞作品等を選定。また開催に先立ち、魅力ある街づくりを考える「緑区がんばるフォーラム」も開催される。事例発表の他、緑区シンボルマーク・カラーの候補作品もお披露目されることになった。
緑区の魅力を区内外にPRすると同時に、地元に住む人たちにも区の魅力を再発見してもらうことを目的に企画された「ショートフィルムフェスティバル」。区内を舞台に、短編ものならジャンルを問わないという形で募集を行ったところ、最年少は16歳、最高齢は89歳と幅広い年齢層から、ドキュメンタリー7点、ドラマ5点、アニメ1点、ミュージックビデオなどその他のジャンルが5点、計18作品が集まった。
当日は、15時半に開会、順次作品が公開される。これらの作品の中から、審査員長の若手映画監督・内田けんじ氏らにより、大賞等が選考される他、来場者の投票による緑区民賞も選出される。
昨年、政令指定都市に移行し、誕生した緑区を活性化しようと、「緑区スタンプラリー」など、様々なイベントを行ってきた同実行委員会。今回のフェスティバルが今年度最後ということもあり、集客にも力が入る。「皆さんの力作が集まっているので、ぜひ作品を観に足を運んでほしい」と呼びかけている。
シンボルマーク・カラー応募数は106件
同フェスティバルに先立ち、区民との協働による地域の活性化を目指し、これからの魅力ある街づくりを考え取り組むきっかけづくりを目的とした「緑区がんばるフォーラム」(13時開演)も同会場で開催される。
同フォーラムでは、地域活性化交付金を受けている区内56団体の中から、地域で子育て支援に取り組む「城山商工会女性部」、花を植える事業を行う「花を植えよう会」、阿津桜の植樹推進事業を行う「阿津桜植樹推進委員会」の3団体が事例を発表する。
シンボルマーク
公民館等で投票受付
5月に結果発表を予定
またパネルディスカッションも予定されており、緑区区民会議会長で東京家政学院大学大学院准教授の藤掛洋子氏をコーディネーターに、高部博緑区長をはじ め、テレビ神奈川相模原支局長の青木博道氏らをパネラーに迎え、「まちづくり会議や地域活性化事業交付金を活用した、緑区の新たな可能性を拓く」をテーマ に緑区の今後について討論が行われる。
フォーラムの冒頭では、昨年末から地元中学生が「CMつくり隊」として4グループに分かれて製作を進めていた緑区のCM作品がお披露目される。
さらに、1月末までに106件の応募があった緑区のシンボルマーク・カラーの中から、事前に行われた審査会で選ばれた6作品を発表。緑区をイメージした山 や湖といった自然モチーフにしたものや、手を取り合っているものなど、オーソドックスなものから、ユニークなものが残っているという。この中から区民投票 で大賞が選ばれる。イベント当日も投票が行われる他、4月8日まで区内の公民館や出張所、まちづくりセンターに掲示され、投票を受付。5月には結果が発表 される予定だ。
緑区では、「今年は、区ができて1年目。こうした事例発表やショートフィルムフェスティバルなど区内で活躍している人が多い。より多くの人と街を盛り上げていきたいので、たくさんの方の参加をお待ちしています」と話している。
「CMつくり隊」の作品もお披露目
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