レポート こども園の行方は 幼保一元化見送り後の市の現状
政府が推進する、幼稚園と保育園の垣根をなくす「幼保一元化」案がこのほど見送りになったことでの影響について、市に聞いた。
これまで政府が示していたのは、0歳から5歳までの幼児の保育をすべて認定こども園が受け入れる案。すでに市内には、私立幼稚園に保育所的な機能を加えた幼稚園型認定こども園があり、利用も増えている。こうしたなか、更なるこども園の誕生が待ち望まれていたものの、今回の見送りでとん挫した格好になった。しかし市は、「平成25年度の制度成立に向け、準備は進められているはず」と冷静に受けとめている。現在も市の幼稚園協会や保育園の連絡協議会と定期的に情報交換を進めており、これまで同様に、来たる成立のときまでの話し合いは今後も行われていくという。
新設の
保育所続々
市は当面、3月市議会の予算成立を待って、新たな保育所の開設にあたり、待機児童の解消に努めていきたい考え。市内では、5カ所の新設が決定している。
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