「世界にサッカーボールの雨を降らせよう」を合言葉に、昨年3月に学生を中心に結成された「Happy Byethe Ball Company」(中央区/齋藤奈美代表)。サッカーボールを途上国に寄付するなどのボランティアやチャリティー活動を行っている同団体は今月26日、下九沢のコロナフットボールクラブ相模原で「チャリティーフットサル大会」を開催した。
”東日本大震災の被災地に向けてできることはないか”と企画した同大会。趣旨に賛同して集まった10チーム約80人が参加した。会場内では、グッズ販売や募金箱の設置の他、応援メッセージムービーの制作も実施。ムービーは後日動画サイトにアップし、参加費とともに集まった義援金は、日本赤十字社を通じて現地に寄付する。齋藤代表は「自分たちにできることはこれしかない。その中で多くの人に参加してもらえて感謝しています。現地の人たちに応援しているという気持ちが伝われば」と話した。