城山商工会女性部 地域一体で子育てを 子育てサロンに茨城県から被災者も参加
城山商工会女性部(会員76人)が開いている「子育てサロン」。先月のサロンに、震災による原発事故の影響で、茨城県ひたちなか市から実家のある緑区町屋に帰省している生後7ヵ月の子どもを持つ、小山知世さん親子も参加。子育てに奮闘する母親たちへの地域が一体となった支援の和が広がっている。
城山商工会女性部は、昭和59年に設立。以来、飲酒運転撲滅キャンペーンや美化活動等を実施。中でも、地域の子育てを支援しようと月1回、城山公民館で子育てサロンを開催している。
サロンでは、女性部員が手作りの食事や母子が楽しめる趣向を凝らしたイベントを企画。それをきっかけに母親同士が情報交換を行ったり、子育てによるストレスを少しでも発散してもらったりまた、母親の先輩である部員たちによる体験談や育児のアドバイスなども行っており、地域が一体となった子育てに取り組んでいる。そうした中、小山さん親子も同サロンに参加。小山さんは「小さな子どもがおり、原子力の影響が心配で、実家にもどってきました。サロンの皆様にも優しくして頂き、すぐに溶け込めました。次回も参加したいですね」とコメント。
米田寿恵子部長は「地域の宝である子どもは、皆で支えあって育てていく必要があります。次回は6月30日、竹の子ご飯とマジックを開催するので、多くの親子の参加をお待ちしています」と話している。問い合わせは、城山商工会【電話】042(782)3338まで。
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