地域に建築と言う立場から、何か役に立つことをー。約400社が加盟する津久井建業組合(山口幸男組合長)では、「第34回住宅デー」の一環として、6月12日に串川小学校、鳥屋小学校、ふじの幼稚園、青野原の井原寺の4ヵ所で、恒例となったボランティア活動を実施した。
メイン会場の串川小学校では、職人による包丁研ぎ・まな板削り、住宅相談の他、家具転倒防止金具の取り付けなどを実施。来場者は手際の良いプロの技術を間近で見学し、驚嘆していた。
他の3会場では、鳥屋支部(山崎忠彦支部長)が鳥屋小学校で「合唱の際に後ろに並ぶ児童が乗る台」、「田んぼの柵」、「校庭に置く木製のテーブル」を制作。ふじの幼稚園では、藤野支部(清水忠喜支部長)が「園児たちの遊び場の柵作り」を行った。また、井原寺では青野原支部(関戸廣文支部長)が、「太子様の鳥居」を制作した。
同組合では「串川小には多くの方にご来場いただき、また、他の会場でも我々の技術を役立ち、喜んでもらい嬉しく思います。今後もこのような地域に貢献できる活動を続けていきたい」と話している。