神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2011年12月15日 エリアトップへ

相模原市×ファミリーマート 災害時の物資供給で協力 調達から運搬まで一括で可能に

公開:2011年12月15日

  • LINE
  • hatena
固い握手を交わす同社の杉浦役員(左)と小星副市長
固い握手を交わす同社の杉浦役員(左)と小星副市長

 災害時の救援体制を強化するため相模原市は12月2日、(株)ファミリーマートと生活必需物資供給などに関する協定を締結した。これは、地震や土砂崩れなどが発生した際に同社が食料品や日用品を避難所へ運搬するもので、コンビニエンスストアとの提携は市内初。市はこれをきっかけに、同社と多方面で協力していく姿勢を見せている。

 この提携は、非常時の物資供給で地域貢献を目指す同社と、災害に備え体制を強化したい市の意向が一致した形で、今年3月に話が進んだ。その後、東日本大震災が発生。市では従来の災害時の対応を見直すことになった。市内の複数団体とは既に協定を結んでいたものの、大規模な災害が発生すると、提携先も被災する可能性が高い。そうなると物資提供も困難になることが考えられる。そこで遠方からの調達が可能な全国展開している企業・団体との提携の必要性を重視し、今回の締結に至ったという。

より迅速に配送

 今回の協定の大きな特徴が、1社で物資の供給だけでなく運搬まで行えることだ。これまではある企業に食料品等の提供を依頼した場合、別の団体に避難所までの運搬の手配をとる必要があった。しかし、同社は市の災害対策本部の要請に応じて、物資の供給に加え運送面でも協力することを約束。「調達から運送まで一括できることで、迅速に対応できるようになる」と市では期待を寄せている。

 同社は今までにも、帰宅困難者に対し各店舗で支援する協定を相模原、横浜などの九都県市で結ぶなど、広域での地域貢献を目指している。市は「災害時だけでなく、あらゆる面で(同社と)協力していけたら」と今後の展望を語った。
 

さがみはら緑区版のローカルニュース最新6

児童の力作巨大画出現

児童の力作巨大画出現

橋本小

4月16日

車に貼ってお出掛けを

車に貼ってお出掛けを

緑区 ステッカー配布中

4月15日

「児童を事故から守って」

「児童を事故から守って」

 北署、関係団体ら 交通安全を呼び掛け

4月13日

「野菜、美味しい」

JA神奈川つくい

「野菜、美味しい」

200人にうどん振る舞う

4月12日

学校に太陽光発電で協定

学校に太陽光発電で協定

東急不動産×相模原市

4月11日

相模原ミンジー決定

相模原ミンジー決定

民児協のPRに活用

4月11日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook