津久井消防署(設楽弘文署長)は今月4日、緑区根小屋の瀧本交易(株)津久井事業所と相模原北消防署の合同で、危険物火災を想定した消防総合訓練を行った。
この訓練は、全国一斉に行われた「危険物安全週間」に合わせて実施されたもの。消火困難な製造所等の事業所と消防機関が合同で訓練することで、危険物の保安に関する意識向上と自衛消防組織と消防機関との連携を確認することを目的としている。昨年の東日本大震災でも、製油所の貯蔵タンクで火災が発生したことを教訓とし、今回の訓練では、「防災から減災に」「想定外を想定内に」をスローガンに地震対策を重点目標に設定。市内でも最大級の危険物屋外タンクを保有する瀧本貿易(株)津久井事業所との合同訓練となった。
当日は、危険物からの出火を想定し、通報、避難誘導や自衛消防隊による初期消火活動、消防職員への状況報告のほか、消防職員は化学車やはしご車の放水など、実災害さながらの訓練を実施。設楽署長は「自衛消防隊と消防署の連携がさらに強化され、実災害での安全迅速な活動に繋がる」と訓練を振り返っていた。
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