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城山高校 色紙製作の巨大写真出現 文化祭来場者が賞賛

教育

公開:2012年9月20日

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一際目を引くモザイクアート
一際目を引くモザイクアート

 9月6・7日に行われた県立城山高校(関明校長)の文化祭「輝城祭」。学校を挙げての恒例行事の中で、一際異彩を放つ作品が登場した。その作品は校舎に張り出されたクラスの集合写真をモザイク画で表現したアート。その巨大でユニークな作品が、来場者の目を楽しませていた。

 このモザイクアートは、同校の1年7組(34人)が製作。横10m、縦7mの大きさで、ブルーシートにB4用紙992枚が張られて作られている。製作を始めたのは夏休み前から。担任の新城裕規教諭が、パソコン上で完成イメージを示し、それを基に作業はスタート。生徒は一人あたりB4用紙30枚を担当し、それぞれ割り振られた用紙に、黒、青、赤(2色)、紫、水色、黄色、白の8色の1・5cm四方の色紙およそ計30万枚を張っていった。

 生徒の中には、夏休み中も学校にきて作業するものもいたが、ひたすら決められた場所に決められた色紙を貼り付ける単純作業の繰り返しで、用紙1枚を完成させるのに、1時間近くを要する生徒がいるなど悪戦苦闘が続いた。ようやく完成したのは文化祭前日とギリギリになったが、その達成感は忘れられないものとなったという。

 一般公開となった7日は、文化祭に訪れた来場者から「本当の写真のようですごい」「大きくてびっくり」など、賞賛の声があがる他、同校近くを通る通行者も立ち止まる人が数多くいて目を引いていた。 

 今回のアートを企画した中村海月さんと田川楓さんは「完成したとき、ここまで大きくなるとは思いませんでした。協力してくれたみんなに感謝でいっぱいです」「正直、モザイクアートがこんなに辛いとは思いませんでしたが、今はやってよかったと思っています」とコメント。関明校長は「一つの目標に向かい、生徒たちが協力して取り組み、素晴らしい作品が出来たことは喜ばしいことです」と話している。 
 

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