つくい3万人健康ウォークの会長を務める 瓜生 房江さん 緑区又野在住 69歳
「全住民が健康に暮らせれば」
○…「旧津久井町民3万人が元気に健康ウォークに親しみ、豊かな自然を広くアピールできるよう3万人が集まるイベントにしたい」との思いが込められた3万人健康ウォーク。今年は”ふじのからあなたへ、緑のラブレターYESinつくい”と題し、地元の市民グループ”なぐら段会”と共催して11月11日に実施。藤野の象徴でもある「緑のラブレター」を中心に、健脚向け・家族向けの2コースを用意している。「夫婦や親子、ご近所さんなど、アットホームな感じで毎回300人前後の方が参加しています。紅葉に彩られた藤野の自然が楽しめるので、ぜひ歩いてもらいたいですね」と呼びかける。
○…9年前、旧町の健康普及委員のメンバーで始めたウォーク事業。現在は毎月、実行委員会メンバー25人が下見とウォーキングを兼ねた会議を開催する。また、通常コースの他毎回、車椅子コースを設定。車椅子参加者全員にボランティア1人がつき、万全の安全対策をとっている。「多くのボランティアの方々や地元の各団体にご協力いただき、本当に感謝しています。ただ、リピーターの参加者が多く、回を重ねるごとに平均年齢も上がってきました。今後は参加者、実行委員会メンバー双方に若い人の力を取り入れていくことが課題ですね」と力強い。
○…旦那さんの転勤をきっかけに、24年前に津久井に移住。その雄大な自然に魅せられ、車生活からウォーキング中心の生活に。「それまでハイヒールばかりでしたが、山道の多い津久井ではスニーカーに履き替えました」と笑いながら話す。
○…地元で行なわれる多くの活動に精力的に参加する。中でも、高齢者や障害を抱えた人を年に1回、旅行に連れて行く「つくい移送ボランティア」の活動に力を入れる。「この地域は高齢化が進んでいますが、本当に心温かい人が多いのが特長です。住民が健康で心豊かに過ごせるお手伝いがしたいですね」
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