神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら緑区版 公開:2012年11月22日 エリアトップへ

相模原協同病院 「周産期医療の現状知って」 医師・助産師が講演

公開:2012年11月22日

  • LINE
  • hatena

 全国的に医師不足等の問題によって産科・小児科医院が減少傾向にある昨今。橋本の総合病院・相模原協同病院(高野靖悟病院長)では11月から、同様の理由で閉鎖していたNICU(新生児特定集中治療室)を再開させた。同院では、現代の妊婦と出産、地域の周産期医療の現状を知ってもらおうと公開講座を企画。11月29日(木)に杜のホールはしもとで開催する。

 神奈川県の地域医療再生計画によれば、県内の分娩取扱件数は2006年から2009年でわずかに増えており、小児人口も増加。それと比例して重症・重篤な小児患者数も増加していることから、NICUなどの整備強化の必要性を訴えている。

 その計画と共に、妊婦の高齢化に伴うハイリスク出産への対応、地域ニーズの高まりを受けて、相模原協同病院では、医師不足等により2006年から閉鎖していた産婦人科を2008年に、NICU(6床)等を今年11月に再開させた。これによりNICUを備える市内の病院は、北里大学病院(18床)、社会保険相模野病院(12床)に次いで3院目となり、今後互いに連携を取りながら地域の周産期医療に努めていくという。

 公開講座では、そうした妊婦や出産、周産期医療に焦点をあて「小さないのちをまもるため〜小児・周産期医療の現場から〜」と題し、同院の医師や助産師による現場の声を紹介する。午後5時半開場、6時開演。参加費無料。希望者は直接会場へ。詳細は同院【電話】042・772・4291へ。
 

さがみはら緑区版のトップニュース最新6

地域住民の憩いの場に

若葉台団地YYわかば

地域住民の憩いの場に

開設1年半 「盛り上げたい」 

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

開業延期 地元の声は

リニア中央新幹線

開業延期 地元の声は

市内の工事日程は変更なし

4月11日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

政令市で「標準化」遅れ

自治体基幹業務システム

政令市で「標準化」遅れ

相模原市「間に合わずか」

4月4日

イノベ創出、連携に期待

JR東海

イノベ創出、連携に期待

橋本駅南口に拠点開所

4月4日

あっとほーむデスク

  • 8月19日0:00更新 文化

  • 1月11日0:00更新

  • 9月21日0:00更新

さがみはら緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook