相模原協同病院(高野靖悟病院長)は3月16日、大規模災害訓練を実施した。
災害医療拠点病院に指定されている同院では、1995年の阪神淡路大震災を機に、大規模な災害を想定した訓練を年に2回実施している。今年度2回目となった今回は、地震を想定し、災害本部の立ち上げ、非常放送、トリアージ訓練を行った。
訓練は、救急診療時で院内には人が最もいない午前5時に、相模湾でマグニチュード7・0、相模原市内で震度5の地震発生を想定。限られた人数のもとで、地震発生後にすみやかに災害本部を立ち上げ、災害状況や院内の状況等の情報収集を行うところから、救急時に負傷者の治療の緊急性、重症性に優先順位をつけていくトリアージの訓練を行った。
同院では「訓練は状況が予想できる中でやれるが、本番はそうはいかない。いざという時に冷静にできるかどうか、こうした年に2回の訓練を重ねていくことで備えていきたい」と訓練を振り返っていた。
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