3月30日に相模原愛川ICまで開通した圏央道・さがみ縦貫道。開通を前にした27日、相模原市消防局は厚木市消防本部ら近隣自治体の消防や関係機関と共に、車両多重事故対応訓練を行った。
訓練会場となったのは圏央道・上依知第1トンネル(厚木市)。走行中の複数車両の追突事故によって、多数の負傷者、車両火災が発生したことを想定。厚木市消防本部が事故直後の対応にあたり、20人以上の負傷者とともに、車両から火災が発生したことを受けて、近隣の消防機関に応援を要請。それを受けて相模原市消防局も、今年度から配備された大型の扇風機で排煙や消火活動ができる「相模原市特別高度工作車」を伴って出動した。トンネル内で発煙筒を焚いて実際に事故が起きた状況に近い現場をつくり、緊迫感あふれる中で、各機関の連携、対応を確認。相模原市消防局も同車で排煙、消火活動にあたった。
市消防局は「今までやったことがなかった訓練だったので、実災害に近い状態で初めて特別高度工作車を使用した訓練ができた。今後、圏央道はもちろん、市内でも事故や災害が起こった際に、迅速に対応していきたい」と話している。
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