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医療レポート チームで患者と家族をサポート 質の高い緩和ケアを提供する体制づくりを目指す
「相模原協同病院」(相模原市緑区橋本2の8の18、高野靖悟病院長)は、県北・多摩エリアの総合病院として、長年にわたり地域中核病院の役割を担ってきた。
その同院の緩和ケアの病棟の同病棟の担当部長に今年4月から橋爪正明医師が着任した。同病棟は、2011年8月の開所以来、218人(2013年5月末時点)が利用。希望する患者が多く、ほぼ満床状態が続いている。「地域連携を密にして、いつでもどこでも切れ目のない質の高い緩和ケアが提供できるような体制をつくり上げることを目指す」と抱負を語る。
緩和ケアとは、がんに伴う体と心の痛みを和らげ、生活やその人らしさを大切にする医療だ。具体的には、痛みなどの身体の苦痛の緩和(身体症状緩和・医療用麻薬の使用)、不安などに対する心のケア(精神症状緩和)、日常生活が厳しい場合の介助(介護への支援)などを行う。同病棟では、患者が理想とする生活を実現するために、医師・看護師だけでなく、薬剤師、メディカルソーシャルワーカー、臨床心理士など多くの専門部署で構成された専門の緩和ケアチームが力を出し合って患者とその家族をサポートしている。
また、現在は満床で待機患者も出ており「病床数も12床と限られてはいますが、できる限り患者さんのご希望に応えられるよう、今後とも努めていきたい」と橋爪医師は話している。
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