城山自治会と城山高校が共同で実施する初の文化イベント「城山ハッピー・ティーン・フェスタ2013」が7月27日(土)、午前9時半から午後5時半まで、もみじホール城山(久保沢2の26の2)で開催される。これは、世代間を越えた新たな地域交流を目指す目的の他、地域内に卒業生も多く住む城山高校とコラボしてイベントを行うことで、自治会加入率の促進へつなげたい意向もある。
城山高校は、城山地域住民の念願だった地区唯一の高校として、1975年に創立。地域との関わりを大切にし、地域学習の場として地元の数多くのイベントへの参加や施設訪問など、近隣住民との密接な交流を行っている。
同高校が位置する、城山自治会(山下利麿会長)は約400世帯で構成。自治会加入率は83%と悪くはないものの、近年マンション等の増加により新しく引っ越してくる住民が多く、自治会への加入促進が課題となっていた。そうした中、「地元住民との交流が盛んな城山高校と共同でイベントをすることで、自治会への興味を持って欲しい」と今年4月、城山自治会が同校の関明校長へ打診した。関校長もこれを快諾し、周辺自治会である中沢・谷ヶ原・若葉台各自治会や城山高校生徒も参加して、実行委員会を組織。協議の結果、新たな城山地区の文化交流の拠点である、もみじホール城山で文化イベントを開催することとなった。県立高校と地域自治会が共同で主催して、このようなイベントを実施するのは珍しいことだという。
150人の生徒が出演
27日は城山高校から軽音楽部、ダンス部、放送部、演劇部、書道部が参加。演劇やダンス、演奏コンサート、スライド上映、書道パフォーマンスなど、総勢約150人が出演。午前、午後の2部構成でプログラムが組まれており、それぞれの生徒が日頃の練習の成果を披露する。また、会場では城山自治会の歴史や活動をパネルで展示して紹介。自治会加入率アップへ寄与したい意向だ。
実行委員会の委員長も務める山下利麿会長は「当日は一人でも多くの人に来場していただきたいと思います。来年以降も同様のイベントを続け、次回は緑区内の他の4高校にもゲスト出演してもらいたい」と話している。
さがみはら緑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|