昨年11月から移設工事のため休館していた「吉野宿ふじや」が７月に緑区吉野２１４でリニューアルオープン。これを記念して、９月１日（日）まで吉野宿本陣や旅籠だった「ふじや」に残された資料などを展示している。
吉野宿は「江戸へ18里、甲府へ18里」といわれ、日本橋と甲府の中間に位置し、江戸時代に賑った宿場。オープン展では、当時のようすが感じられる資料が数多く展示され、甲州道中の魅力が再認識できる。
期間中の主な展示物は、「明治天皇御休憩所関係古文書」、「行在所標柱」、ギヤマンの「東道盆」をはじめ、絵地図、掛軸、漢詩、江戸時代の文人が書き残した文書、ふじやで使われていた日常品など。開館時間は午前10時から午後４時。
問い合わせは、ＮＰＯ法人ふじの里山くらぶ【電話】０４２・６８６・６７５０。
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