「小松・城北」里山をまもる会(樋口圭一会長)は8月2日、市立広田小学校の4年生たちを招いて、花の種まきを行った。
同会は、城山の北部に位置する小松・城北地区の里山の保全・PR活動を行っており、広田小学校と連携して年間を通じて里山体験学習も実施している。今回の種まきもその一環。当日参加したのは、児童13人と保護者5人。高部博緑区長も見守る中で、同会のメンバーの指導を受けながら、そば、コスモス、百日草の種を、田んぼ3枚に植えて行った。花が咲いた後、コスモスは10月に摘み取りを行い、学校行事に使用する予定のほか、そばも11月に刈り取り、来年2月頃にそば打ち体験を企画している。同会の熊谷達男さんは「子どもたちに楽しんでもらえてよかった。自然環境の良さを実体験してもらうことで将来の思い出に残してほしい」と話していた。